「寝る時に布団をかぶっているのに足が冷えてよく眠れない・・・」「夏なのに手足が冷たい・・・」このような体の冷え性でお悩みの方も多いです。
いわゆる「冷え性」ですが、これは病気ではなく、自律神経の乱れが原因で起こると言われています。
自律神経が乱れて体が冷える?
自律神経というのは、本当に簡単に言うと「体の調子のバランスを保つ」役割を果たしていますが、日々のストレスや生活習慣の乱れなど様々な原因により、自律神経のバランスが崩れると、体に色々な不調を起こします。
自律神経の乱れから血管が収縮して血行が悪くなることがあります。それによって冷え性が起きます。
どうやって整体で冷え性を良くしていくのか
本当は自律神経の乱れの原因(ストレスの原因や生活習慣の乱れ等)を無くすのが一番良いのですが、皆さん色々事情もおありだと思いますので、中々そうはいかない方も多いと思います。
そこで当院のような整体・カイロプラクティックのお店やマッサージ店などでお手伝いできることは、全身の筋肉をほぐして血行を良くしていくことです。
本来の原因はありますが、最終的には血行が悪くなって冷え性を起こしているわけですから、単純に血行を良くしてあげればいいということです。
手足が冷えるからと言って手先・足先の筋肉だけほぐしてもあまり効果はありません。全身の筋肉をまんべんなく解して全身の血の「巡り」を良くしていくことが重要です。手先から足先まで、血を循環させるんですね。
実際に当院の施術によって冷え性が無くなった方も多くいらっしゃいます。
ですが正直申し上げますと、かなり酷い冷え性の方はその場では温かくなっても次の日には戻ってしまう、というような方もいらっしゃいます。そういった方はやはり整体やマッサージなどの施術だけでは足りませんので、定期的な運動をすると良いです。定期的な運動をする事でそもそもの原因である自律神経の乱れを良くする事も期待できます。
運動は何をすれば良いの?
運動をしましょうとアドバイスすると必ずと言っていいほど「じゃあどんな運動をすると良いんですか?」と質問されますが、個人的にはヨガやエアロビクスのような、「体操系の運動」がおすすめです。体操系の運動で大きく体を動かす事によって全身の筋肉を動かすことができます。筋肉を動かすと筋肉の収縮によるポンプ作用が働いて血行が良くなり、同時に筋肉も柔らかくなっていきます(これを筋ポンプ作用と言います)。一石二鳥ですね。
ですがとても筋肉が硬い時はこのような運動をしても十分に筋肉を収縮させられず、あまり血行を良くする事ができない場合もございますので、整体やマッサージ等で一度筋肉を柔らかくしておくと良いです。硬い筋肉と柔らかい筋肉では、運動時の効果も全然違います。もしもご興味のある方はぜひ一度当院にご相談ください。